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  • 店長

薬食同源

皆様こんにちは。

昨日今日と少し気温が低くなっている長崎です。考えてみれば今は「寒」の内、1週間足らずで大寒です。1年でもっとも寒い時期。今までが比較的暖かかったので、寒く感じていますが、例年に比べると気温は高めのようです。冬至を境に陽の気は少しずつ増えています。もう半月ほどで立春です。

この連休(12日-13日)に、京都で行われた漢方の冬期合宿に参加してきました。その中で、急に足腰に痛みを生じて歩くこともままならなかった患者さんが、五味の調和による助言に従って食生活を見直し、漢方薬も服薬することで元気にまたトレーニングに励めるようになったというご本人の話しを聞き、普段の食生活がいかに大切かということを、再確認しました。「自然にある食物に悪いものはありません。食べ方の問題です。」という講師の方の言葉も深く心に残りました。

身体を温める食べ物が、誰にとってもいつであっても「良い食べ物」というわけではなく、場合によっては冷やすものが必要にもなります。自分の体調をみながら調節することが必要です。基本的にはその季節にとれるものを利用し、調味料や香辛料で味付けを少し変えると簡単に調節ができます。甘酢漬けの生姜やよもぎもちなどがあると便利です。私は先日入手したふきのとうで「ふきみそ」を作り、必要に応じて少し食べています。

そして常に心懸けたいことは「腹八分目」と「頭寒足熱」です。これは季節に関係なく、意識したいところです。これから先、春に向かって、より気温の変化が大きくなり、体調を崩してしまう方が少なくないです。今からしっかり体調を整えておくと、春をいつも以上に愉しめることと思います!!

写真は長崎・佐賀で無農薬栽培された野菜、伏見寒咲花菜とおひたしです。










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