養生粥
海洋深層水の天日干し塩だけで味付けしたシンプルなおかゆ。シンプルだから様々な添え物と組み合わせると味のレパートリーが広がります。
養生粥
おかゆは私たち日本人にとって、疲れたときや病気のときはもちろん、ちょっと小腹がすいたとき、またゆっくりとしたい休日にも、ふと食べたくなるものです。
『キンカン健康館おかゆシリーズ』は、「安心できる原材料が使われていて、尚且つ美味しいおかゆを手軽に食べたい!」という声にお応えするべく、我々が運営する漢方相談薬局で食養生を実践中の患者さんたちにランチとしてお出ししていたおかゆに改良を加え、ご自宅でもお召しあがり頂けるようにパッケージ商品化したものです。
お米は、京都・福知山で自然を愛する生産者さんによって無農薬・無肥料の合鴨農法で作られ、味も折り紙付の「京の極」(詳しくはこちら)を栄養価の高い発芽酵素玄米として炊きあげたものを使っています。
塩は室戸の海洋深層水を天日干しにしたもの、そして小豆は北海道産の無農薬無肥料で栽培されたもの、松の実はオーガニック認証のもの。「この素材なら安心!」と厳選したものばかりです。
指折りの原材料の中でも塩は特にこだわりました。
古来より塩(「ミネラルバランスの良い」という条件がつきます)は、私たちの食生活に深く関わりのあるなくてはならないものでした。
梅干しのような塩気のきいた漬物類が常に身近にあり、塩を使った発酵食品である醤油や味噌は欠かせない調味料として脈々と受け継がれています。
減塩が叫ばれる現代ですが、湿度が高い日本に暮らす私たちにとって、良い塩を適量摂取することは身体の機能を維持するうえで必要なことなのです。
松の実は五味(東洋医学の五味:酸味・苦味・甘味・辛味・鹹味)では甘味に入り、体を潤す作用があり、ビタミン・ミネラル豊富で良質な脂質を含んでいます。
ストレスが胃腸の機能を落としてしまうことは皆様もよく経験されることと思います。
日本には元々胃が弱い方も少なくありません。ついつい食べ過ぎが続いたり、何か胃腸の調子が思わしくないときには、胃腸にやさしく栄養価の高い『養生粥』を是非お試しください。
温かいおかゆは消化もしやすく、胃を温めて労わってくれます。『養生粥』は塩味だけのシンプルなものですから、梅干しや青菜の漬物などと食べるとよりバランスがよくなります。
私たちの身体は食べたもので作られます。気候や自身の体調を考えながら、身体に負担をかけないような食事をとることで、健康を維持していきたいものです。